RIA開発講座 その4 RIAプロジェクトの見積もり


前々回に引き続き、ITProの記事を紹介させてもらいます。


■リッチ・インターネット・アプリケーション開発を成功に導く
第4回 RIA開発の見積もりはなぜ難しいのか
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061205/255986/?ST=swd-manage


これまでは、RIA開発のプロジェクトがスタートした後の問題を取り上げられてきましたが、
今回は、その前の「見積もり」にフォーカスがあたっています。


リッチクライアントでユーザの満足が得られるシステムを作るというのは、
多くの方が賛成する考えだと思いますが、
そのために価格がべらぼーにかかるのでは、GOをかけることは難しいでしょう。


より安くという点ばかりを要求されるのは、
お金を払う側としては納得できる態度ではあるものの、
SIerやベンダーとしては厳しい部分もあります。



RIA では、コレまで出来なかったことが出来るようになったという満足が得られる一方で、
第1回、第3回でも取り上げられているように、
ユーザーの要望が追加的に発生しやすいという側面もあるため、
リスクぶんを少し乗せておかないと怖い、というPM、PLの方もおられるのではないでしょうか。


お互いが納得するには、費用対効果と、作業工数の明確化が重要であり、、
そのためには、記事でも触れられているとおり、
見積もり段階での作業スケジュールの可視化が必要不可欠でしょう。


開発経験が多いほど、ノウハウから見積もりの精度はあがります。
その意味ではRIAにおける実績が豊富なCurlはお客様に納得いただくことが多いと感じていますが、
今後は、業界全体で、RIA開発の実態に合わせた見積もり方法や費用対効果の算出方式などを考えていく必要もあるのかもしれません。