コードサイニングで特権設定を簡単に


アプレットを使う際ににセキュリティの観点で気になるポイントのひとつして、
サーバーからアプレットソースコードがダウンロードする間に、
悪意をもった改変をそのコード内に加えられる可能性がある、という問題があります。


通信内容を暗号化するセキュア通信を採用すれば、その問題は半減しますが、
さらにアプレットの正当性を高めたい場合には
「コードサイニング」の利用をオススメします。


Curlの「コードサイニング」はアプレットを署名する技術で、
ベリサインなどの証明機関から発行されたルート証明書を、
CurlソースコードIDEを使って埋め込むことで、アプレットを署名します。


署名されたアプレットは、通信中にソースコードが変わってしまっても、
ランタイムがそれを認識し、実行を中止するため、アプレットの正当性を保証することが出来ます。


また、署名アプレットを実行する際の表示されるダイアログに、
特権を付与するためのボタンがついているので、
そのアプレットを使うために、ユーザーがわざわざコントロールパネルを開いて設定をする、
という作業が必要なくなります。


もし、アプレットの正当性を確保したい、特権の設定を簡単にさせたい、
という必要性があれば、コードサイニングの機能を検討してみてはどうでしょうか。
詳しく知りたい方はCurlIDE(体験版でもPersonalでも可)のヘルプから
「コードサイニング」で調べてみてください。