コーポレートブランド変更のメリットって?


ドコモが新しく企業ロゴを一新しましたね。
他にも、富士ゼロックスキッコーマンなども、企業ロゴを刷新し、
新たなコーポレートブランドを立ち上げようとしています。


■NTTドコモ ロゴを刷新
http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/about/outline/identity/special/index.html?ref=gp_top


富士ゼロックス ロゴの変遷
http://www.fujixerox.co.jp/company/brand/logo/index.html


キッコーマン 新コーポレート・マーク発表
http://www.kikkoman.co.jp/news/08017.html


ここ数年で、ということであれば、佐川急便やインテルコダック富士フィルム
リコーにロッテリアと、ロゴ変更を行った企業は、結構たくさんあります。
ソフトバンクなども、記憶に新しい刷新です。


ロゴ刷新とは違いますが、松下もパナソニックへの社名変更(というか統合)で大きなニュースになりました。
昨年から抱えるファンヒーター事故の問題と、
今年に入っての次世代ディスクのシェア争いでの勝利と、
微妙に入り混じったタイミングでの発表で、いろいろな憶測が飛び交いましたが、
ドコモの場合も、ナンバーポータビリティによるシェアの減少と、
中村氏退陣のニュースとあわせて、いろいろな思惑が見え隠れします。


■松下 パナソニックに統合
http://www.mew.co.jp/corp/news/0801/0801-5.htm


私としては、それら企業の思惑に対してよりも、
コーポレートブランドの変更に踏み切るメリットの可視化などに
個人的な興味がそそられます。

こういったコーポレートブランドの変更は、かなりパワーとお金がかかるものだと思うのですが、
実際のところ、「おおきなニュース」という情報発信の機会、というメリット以外に、
企業イメージに与える影響など、どれくらいのインパクトあるのか
私にはよくわかりませんが、わからないだけに興味があります。


ある程度のリテラシーが高い人にとっては、ロゴ刷新は「悪いイメージを塗りつぶす行為」という、
やや後ろ向きな行為として捕られられがちな気がしますし、
そういった反応は、ネット上にブログやニュースへのコメントとして露出します。
実際問題として、今後、ずーっと目にするロゴに、悪いイメージを持ち続けるのは、難しいことですが、
それらの目に見える「悪影響」に対応できるだけのメリットがあるのでしょうか。
もしそのあたりの数値化の方法を知っている人がいたら、教えてください。