佐川急便におけるCurlのオフライン機能のりようについて


先日のデブサミにて、Curlのオフライン機能を利用した佐川急便の事例について講演がありましたが
そちらのセッションメモが hdk_embedded さんの、はてなダイアリーに載っていたので
勝手にリンクを張らせてもらいました。


■hdk_embeddedの日記
2009-02-15 [devsumi2009]デブサミ2日目 7セッションのメモ
http://d.hatena.ne.jp/hdk_embedded/20090215/1234718144



e飛電?という、佐川急便の小口伝票入力のアプリケーションにCurlがあり、
当然、小口伝票という性質上、日本全国にユーザーがいます。
なかには通信がつながらないような環境での利用もありえるため、
Curlのオフライン機能が採用されています。


ネットにつながらなくてもアプリケーションがそのまま実行できるというだけではなく
住所録なども通信せずに参照・利用できますし、
通常であればサーバーに登録する伝票も、ローカルに保持して、
そのままバーコードを含んだ伝票印刷も行えますので、
伝票入力から配送まで、ネットの不具合に業務が左右されることがありません。


通信時にはローカル上のデータはサーバー側のDBと同期され、
アプリケーションも最新のものが自動配信されます。
Curlの事例には、このようにWEBアプリケーションでありながら
クライアントサーバーとしての信頼性が求められる案件が多いのが特徴です。




Curlのオフライン機能について興味のある方は、
このあたりの情報を参考にするのもよいのではないでしょうか


Curl Developer Center オフライン実行(OCC)
http://developers.curlap.com/re-reference/19-others/14-occ.html