Curlコードのメンテナンス性


@ITに、先日のデブサミ2008のレポートとして、Javaに関連したセミナーの特集が上がっており、
CurlVBコンバートツールもそのなかで紹介されています。


Java開発を楽しみ、プログラミングに誇りを持つ
http://www.atmarkit.co.jp/fjava/special/devsummit2008/devsummit2008_2.html


CurlVBコンバージョン(マイグレーション)ツールは、Javaで実装されており、
内部構成は大きく分けて、VBのフォームをCurlの画面に変換する「レイアウト変換ツール」と
処理ロジックを変換する「ロジック変換ツール」の2つになり、
後者は、フリープログラマの、きしだなおき氏が携わられていいます。


きしだ氏は、このロジック変換ツールを作成する際に、
変換した後のメンテナンス性を落とさないように配慮された、とのことです。
やはり、ただ動きますよ、ということでは不十分ということなのでしょうね。


マイクロソフトのサポートが切れ、VB資産の移行に悩まれている方にとっては、
コンバージョンはしたが、コードが読めずにメンテナンスが出来ない、では、結局同じこと。
このツールの紹介セミナータイトルは「VB資産を生き返らせる」だったと思いますが、
ただ別のプラットフォームに移行するだけでなく、
管理可能なシステムにリファインすることが、運用では重要ですね。


もしそのあたりに興味があれば、一度、CurlVBコンバートツールを見てみるのはどうでしょうか。
なんといっても無料ですからね。


Curlマイグレーションサービス
http://www.curlap.com/service/migration.html


ちなみに、きしださんと話をさせていただいたとき、ジムカーナの話題になって、
失礼ながらそういうイメージが無かったもので、驚いたのを覚えています。
少しは車いじりもされるそうですが、
そのあたりからもメンテナンスの重要性を実感されているのかも知れません(笑)。